金蘭千里学校案内2018
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19印象 入学前と後の金蘭千里の イメージ学校の改革が始まってから入学した中学2年の垰たおもと本さんは、受験するまで金蘭千里という学校についてまったく知らなかったそうです。入学することになってはじめて学校のことを調べ「3年前まで、ヤバかったんだな、と思いました」と笑います。以前はクラブ活動が盛んではなかったことや、学校行事も控えめだったことにふれ「勉強しかしない学校と思った」と言います。しかしいざ入学してみるとイメージとは違っていたそうで「今はいろいろ変わってきていますよね。思っていたより勉強ばかりではないし、部活も週4日練習できていますし、充実しています」と、勉強とクラブ活動のバランスにも満足している様子です。 おうちの人にすすめられて入学を決めたという中学2年の水谷くんは「たしかに勉強はたくさんしなければいけませんが、楽しい雰囲気で授業を受けられますし、入って良かったと思います」と、楽しく勉強がしっかりできる環境だと言います。 入学してから学校の改革が始まったという高校1年の山田さんも、中学入学前には不安があったそうで「部活が盛んじゃなかったと聞いていたので、入学には若干抵抗はありました」。勉強と両立できる程度のクラブ活動はしたいという思いだったとか。しかし山田さんの入学と同時期に始まった改革によって、その不安は解消されていきました。「入学した年にクラブの種類が増えたり、活動する曜日や練習回数も増えていきました。外部の人達も『金蘭にこんなクラブがあるんだ』という視点を持ってくれて、勉強ばかりのイメージはなくなってきた」と、学校のイメージが変わってきていることを実感しているようです。 「僕が所属している写真部は、入学した年にできたクラブなので1期生なんです」と話すのは高校1年の西尾くん。写真部は運動系のクラブと違って、個人が各々作品を撮っていく活動が中心になりますが「部全体で、どこに写真を撮りに行くか決めたり、課題を決めたりしながら」部員全体で活動内容を作っていったそうです。「今までの良い所を残しつつ、新しい要素を取り入れていくことで、金蘭千里の魅力が増えたと思う」と、学校の取り組みを喜んでいます。 高校1年の2人は、入学してから制服も変わりました。自分達の次の学年から新しい制服の後輩が入ってきたのです。西尾くんは「最初の1年は、まだ移り変わる1年目だったので金蘭に所属している意識はあったけど、2年目になって始業式に行くと(自分と違う制服の生徒がいて)『ここ、金蘭やった?』と不安がよぎりました」と冗談まじりに話してくれました。中学3年になった頃には、中学の中で旧制服の自分達の方が少数派になったことで「ちゃんと自分は、金蘭に登校してきてるんかな、合ってるのかなって…アウェー感があった」と、改革期ならではの気持ちを話します。山田さんも「旧制服が気に入っていたので、高校1年でいざ新制服に変わるとなって、何か名残惜しいような気持ちもありました」と、旧制服への愛着ものぞかせますが、「新制服を着てみると、デザインもかわいいし、今は気に入っています」と好感触です。西尾くんも「ブラウスが紫というのはあまり見ない色なので、良い色だなと思います」と、個性的な色調を気に入っている様子です。  勉強と両立しながらも︑ 充実したクラブ活動かつて金蘭千里のクラブ活動は小規模なことで知られていましたが、生徒達の「自主的な活動にさらに挑戦してい金蘭千里の、今とこれから勉強はたくさんしなければいけませんが、楽しい雰囲気で授業を受けられますし、入って良かったと思います

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