金蘭千里学校案内2018
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16金蘭千里の考える新しい「国際人」像外国語が話せて、海外に行きさえすれば「国際人」なのでしょうか。グローバル化を意識した教育プログラムは、今や珍しいものではなくなりましたが、あくまで金蘭千里は「自文化理解あっての異文化理解」「骨太な日常あっての非日常への挑戦」と考えています。そうした哲学を元に、金蘭千里の「弾力的国際人育成プログラム」は、次の2つの軸を設定しました。●縦軸…「体験」が「知識」の 裏付けとなる●横軸…「日常」が「異文化」 を相対化する身体性…知的な刺激を感受する五感も脳も、結局は身体に属するものです。「頭でっかち」の耳学問は、深いレベルで生徒に根付かず、せいぜい「そんなこともあった」といった思い出程度の記憶に留まってしまいます。徒歩訓練などの伝統的な行事に加え、低学年では演劇ワークショップなどを組み込み、新しい金蘭千里では基礎段階において身体性を重視した教育をさらに強化し、からだ全体で経験を受け止める下地を作ります。また「体験ノート」にて振り返ることに重きを置き、様々な行事から一貫した学びを感じられるようにしています。知識体験異文化日常知識体験異文化日常国際「弾力的国際人」を育てます

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